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9時55分〜11時05分 特別養護老人ホーム やまびこ荘
【内容】
@「(歌舞伎舞踊)日本振袖始八岐大蛇退治」〜A「昭和歌謡メドレー(夜来香・シナの夜・蘇州夜曲・東京ラプソディ・一杯のコーヒーから・銀座カンカン娘・東京ブギウギ・憧れのハワイ航路)」〜B「(歌)」川の流れのように〜C「美空ひばりメドレー(お祭りマンボ・東京キッド・真っ赤な太陽・みだれ髪・悲しき口笛・愛燦燦)」〜D「(シャンソン)ラストダンスは私に」〜E「(ダンス)TheGreatestShow」〜アンコール「上を向いて歩こう」
【参加人数】60名位 【年齢層】70歳代〜90歳代
【反応1】
事前のお打ち合わせ時に、施設状況をお伺いした際、近隣の住居に対して音の外漏れに注意が必要とのこと。会場にて音響設営を終えたところで施設長様に外に出ていただき、ガラス窓越しに音響の漏れを確認していただきました。その結果、窓の鍵をしっかり閉めてさえいれば音の外漏れは少なく、ほとんど問題ないレベルでの調整が出来ました。そのような時に、ご婦人のご利用者の方がお席を確保されるためにいらっしゃいましたので、(音が大きい調整の曲があるため)少しロビーにてお待ちいただき、開場のための諸準備を急ぎました。
【反応2】
開場となり、続々とご利用者の、方々がご入場されると、用意された椅子はあっと言う間に満席になってしまい、職員の方が別の階から椅子を用意して更に客席を増やして対応くださいました。お集まりくださった皆様から、とても華やいだ雰囲気が伝わって参りました。「劇場に行けたような気分なの。だから久々にお化粧したの」と綺麗に口紅を塗られていらっしゃるご婦人や、「派手かしら。でもお洒落したくて羽織ってきたの」と華やかな色柄のブラウスをお召しになられていらっしゃる方、派手なアロハシャツをお召しの男性のご利用者の方が並び、出演者一同、ご利用者の皆様が、久しぶりに劇場に出掛けるようなお気持ちに浸っていただけたことを大変嬉しく思いました。
【反応3】
スターティング演目が始まりますと、皆様しっかりとステージをご覧くださり、一気に会場の温度が上昇するように感じられる程の盛り上がりになりました。三人のキャストで動かす長い大蛇が登場致しますと、「わあっ」という大きな驚きのお声があがり、太刀を持って対峙するスサノオの立ち回りには随所随所で拍手が起こりました。最前列に、施設で最高齢のご婦人のご利用の方がおすわりでいらっしゃいました。こちらの方はキャストに向かい、開演中手を振り続けながらご覧になられていらっしゃいました。その光景がとても微笑ましく思われ、心温まる思いでした。ご利用者の皆様の笑顔と拍手に包まれ、瞬く間に終演を迎えました。
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