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14時00分〜15時05分 サンスーシ大和田
【内容】
@「(歌舞伎舞踊)助六」〜A「昭和歌謡メドレー(夜来香・シナの夜・蘇州夜曲・東京ラプソディ・一杯のコーヒーから・銀座カンカン娘・東京ブギウギ・憧れのハワイ航路)」〜B「(歌)」川の流れのように〜C「情熱のラテンメドレー(CHACHACHA・MANBO NO.5・カチート・バイモスアバイラール・雨に咲く花・愛の讃歌・ベサメムーチョ・黄色いさくらんぼ・マシュケナダ・MARIA)」〜アンコール「上を向いて歩こう」
【参加人数】40名位 【年齢層】70歳代〜90歳代
【反応1】
施設に到着いたしますと、施設長がお出迎えくださいました。他のホームで以前スタッフとして勤務していた時に呼華のショーを見て、「自分の施設の入居者にも楽しんでほしい。」と以前より思っていたとの事を伺い、呼華の施設訪問の歴史を実感したひと場面でございました。
【反応2】
音響調整が始まると、早速女性の利用者の方がご来場くださり、リハーサルを聴きながら、ご一緒に歌われ、さっそく涙を流されているご利用者の方もいらっしゃいました。娘役キャストがその方に話しかけると、「私ね、ターキーさん(水の江瀧子)が大好きで憧れの人だったのよ。こんな所に来てくださって、好きな歌を歌ってくれて、涙が出ちゃうのよ。」とお話くださいました。その後会場となり、「宝塚が大好きだったんだ!!」と仰る車椅子の男性のご利用者の方と、その奥様、キャストを見つけるたび抱きしめてくださる女性のご利用者の方など、思い思いに歓迎のお心をお示しくださる皆様に、キャスト一同、気を一層引き締めてショーに臨みました。
【反応3】
ショーは、皆様の拍手の中スタートいたしました。お元気な方が多く会場の温度が皆様の熱気で上昇してゆくのを感じました。支那の夜などの李香蘭の楽曲はとにかく皆様のお声がよく響いており、お歌がお好きなご様子が伝わってまいりました。開演前から涙されていた最前列下手側花道横のご婦人のご利用者の方はずっと目頭をハンカチで押さえていらっしゃり、川の流れのようにでは、歌う貴杏に「ターキーさんが歌っているみたいだわ。」と話かけていらっしゃいました。愛の讃歌では、「コーちゃん!」とのお声がけもあり、皆様の心に様々な思い出が蘇って来た様子が感じられ感動的な場面でございました。皆様の拍手の中、瞬く間に終演を迎えました。
【反応4】
終演後最近お具合が急に悪くなってしまったというご利用者のお部屋に伺いました。この方は以前社交ダンスをされていて、そのお写真がお部屋に沢山飾られていました。「私もね、そんな風にお化粧して、お衣装着てたのよ。今日、見たかったわ。元気になるからまた絶対にいらしてね。」とお話しくださいました。また、玄関にて他の女性のご利用者の方がお見送りくださり、「あなた、愛の讃歌歌った人ね。私は普段厳しいのよ。でも今日のあなた達はすごく良かった。越路吹雪とおんなじに歌ってくれた。とても難しい歌なのよ。厳しい私でも、あなたは素晴らしかったと思うわ。」とお話しくださいました。皆様と再会を約し施設を後にいたしました。
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